名称 | しれとこ斜里ねぷた |
電話 | 0152-23-3131 斜里町役場 商工観光課 |
メモ | 2024年7月19日(金)・20日(土)開催予定。 |
エリア | しゃりエリア |
友好都市青森県弘前市との文化交流の中から始まった知床最大級の祭りです。 7月下旬、大小15基余りの扇ねぷたが町内の目抜き通り約2.5kmを練り歩きます。 地上8mのねぷたも登場します。
今から200年余り前の1807年、江戸幕府は北辺警備の必要性から津軽藩に斜里地方の警備を命令しました。100余名の津軽藩士が7~8月頃斜里に到着しましたが、11月中旬から寒さと栄養不足により病人が続出し、ひと冬で72名の藩士が死亡するという事件がありました。
このような史実に基づき、1973年(昭和48年)に津軽藩士殉難慰霊碑を建立して以来、毎年町民の手で慰霊祭を行っていたことが縁で、昭和58年青森県弘前市と「友好都市の盟約」を結びました。 この盟約を記念して、同年7月に「弘前ねぷた」が斜里町に伝授され、町民が一体となって2基の扇ねぷたを運行したのが始まりとなり、以来年々規模を増し大小15基あまりのねぷたが運行されています。
ねぷたは2日間開催されますが、金・土曜日の日中には商店街を中心に「しれとこ夏まつり」も開催されます。斜里のねぷたのお囃子が一同に集まる「ねぷた囃子フェスティバル」も開催されます。